FIRST LOOK
どんな人物として伝わるか
朱蒙は、北方の扶余系世界から南へ移動し、卒本を基盤に高句麗を建てた始祖として伝えられます。弓に優れた英雄、天や水の系譜を引く特別な存在として語られ、建国の正統性を示す物語の中心になりました。
ただし、朱蒙の物語は一つではありません。高句麗当代の広開土王碑では「鄒牟王」、後世の『三国史記』では「東明聖王」として記され、名前・系譜・出来事の細部にも違いがあります。
ドラマの人物像を否定するのではなく、「作品の物語」「後世の建国伝承」「同時代に近い碑文」を別々に見てから重ねます。
