大高城とは
大高城は尾張国知多郡大高(現在の愛知県名古屋市緑区大高町)にあった城である。永正年間(1504年~1521年)頃に花井備中守が築いたと伝わり、その後水野氏の支配を経て、今川義元の尾張侵攻に伴い今川方の最前線拠点となった。城将には今川氏一門の鵜殿長照が置かれていた。
永禄3年(1560年)、大高城は織田方の丸根砦・鷲津砦に囲まれ、兵糧が窮乏する事態に陥った。今川方の先鋒を務めていた松平元康(後の徳川家康)は、夜陰に乗じて敵の隙をつき、大高城への兵糧搬入を成功させる。これがいわゆる「大高城兵糧入れ」であり、元康はこの城に入った直後に桶狭間で義元討死の報を受け、岡崎への帰還を決意することになった。



